オススメTED Talks「成功、失敗、そして創造を続ける意欲」エリザベス・ギルバート

このTED Talksは以下について話しています
- 著書『食べて、祈って、恋をして』で、199週間連続で「ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー・リスト」に載り、大成功を収めたエリザベス・ギルバート
- 作家として売れずに苦しい時代に感じたことと、いざ成功をした時に感じた共通点とは?
要点
この話は、エリザベス・ギルバートがベストセラー作家となり成功を収めた後、次作を書く際に起きたスランプを基にしている。
大きな失敗と大きな成功には、心理的な共通点がある。
一般的には、失敗は悪いこと、成功は良いこととされているが、いずれも本来の自分(普段の心理状態)から大きく乖離している状態である。
本来の自分を見失ってしまうと、成功した状態であっても、人はスランプに陥り、行動できなくなってしまう(エリザベス・ギルバートの場合は、次作が書けなくなる)。
では、どうすれば本来の自分を取り戻せるのか?
答えは、自分の中に「自分の居場所(原点)」を作っておくこと。
そして、その行動を繰り返すこと。
自分の居場所とは、自分よりも大切なことである。
情熱をもって、全精力を注ぐことができ、成果にとらわれずに行えること。
例えば、エリザベス・ギルバートの場合は、書くこと。
もし、失敗や成功を機に、目の前が真っ暗になり、普段の自分とは異なる精神状態になってしまったら、自分の居場所に戻れるよう戦う必要がある。
情熱をもって必死に取り組めることを、繰り返し繰り返し行うことで、再び愛情が呼び覚まされる。